会社周辺の木々の紅葉が終盤を迎えています。
朝晩の寒暖差が大きくなり、だんだん初冬を思わせる気候となってきました。
そんな晩秋のFPLですが、A棟からB棟へ向かう道の端にあるミツバツツジが狂い咲きしています。
ツツジの狂い咲き
ミツバツツジの通常開花時期は4~5月です。
春先、葉が開く前にピンク色の花を枝いっぱいにつけた姿が印象的なツツジ。
その姿とは対照的に、現在FPLのツツジは真っ赤に紅葉した葉に埋まるように咲いています。
このように、生物季節現象がその平年の起日と著しくかけ離れた時期に起きる現象を「不時現象」と言うそうです。
特に花に関する不時現象は、「狂い咲き」の他に、「帰り咲き」「二度咲き」「帰り花」「忘れ花」とも言い、季語にも用いられ親しまれています。
台風などにより葉や枝が傷つけられた後に小春日和になることで、草木が春が来たと勘違いして花を咲かせてしまうのだそう。
春と間違えて咲いちゃった
ツツジには少し気の毒ですが、紅葉の葉に花が咲く珍しい景観ですので、是非ご覧ください。
また、敷地内から見える八ヶ岳は先日初冠雪となりました。
冠雪
雪と紅葉が作る山肌のグラデーションは、今だけの特別限定風景。
これから訪れる長い冬の始まりを知らせてくれています。
落ち葉
長野県の冬は厳しいですが、大自然にパワーをもらいながら今冬も元気に乗り越えられたらと思います。