甲信越では今日、ようやく梅雨明けが発表されました。この三連休は夏空が期待できますね♪
いよいよ本格的な夏の到来となりますが、この時期に気を付けたいのが『熱中症』です。日本全国では、気候変動に伴う熱中症による健康被害は年々増えており、特に職場における死亡被害が増加傾向にあるそうです。
6/1の法改正により、職場における熱中症対策が義務化されたことに伴い、FPLでは、これまでの熱中症対策をさらに強化しています!今回はその一部をご紹介します。
FPLでは、各職場にエアコンが設置してあり、気温が一定に保たれるよう常に空調管理がされています。温度は各職場の状況に合わせて設定されているので、暑さを感じやすい場所でも快適に作業ができます。
また、作業場では必要に応じて小型扇風機を使用しています。風は体表面の熱を奪い、汗を蒸発させる働きがあるため、エアコンとの併用で効果的に体感温度を下げることができるそうです。

小型扇風機の活用
クールビズの取り組みとして、FPLでは夏場の暑い時期での”ノーネクタイ”が推奨されています。熱中症対策となるだけでなく、過度なエアコンの使用を控えてカーボンニュートラルにも貢献しています!

ノーネクタイ涼しげです👍
業務中は、熱中症対策として水分と塩分の補給を推奨しています。
各職場の休憩室には給茶機を設置しているので、いつでも無料で水分補給ができるだけでなく、バランスよく塩分を摂取できるよう、塩飴やタブレットを常備しています。

塩飴はたくさんの種類から選ぶ楽しさもありますよ♪
FPLでは、法律で定められるような熱中症対策を義務的に行わなければならない酷暑環境での業務はありませんが、それに類似するような環境で作業を行う場合は、冷却グッズの使用を推奨しています。
まずは「クールネックリング」。使用されているPCMという特殊な素材は、冷えると固まり、温めると溶ける氷のような性質を持っていますが、氷よりも冷えすぎず心地よい冷たさでじんわり冷やしてくれるので、夏の暑さ対策にぴったりです。半永久的に、繰り返し何度も使えるエコな素材というのもポイント。

冷凍庫で待機!
また、「ファンベスト」も積極的に導入しています。小型のファンが内蔵されているベストで、外気を取り込んで服の中に風を送ってくれるので、温度が高い状況下でも涼しさを感じることができる冷却グッズです。FPLでは、倉庫などのエアコンがない環境での業務において、特に使用を推奨しています。

風が涼しいです*゜
WBGT値というのをご存じでしょうか。Wet Bulb Globe Temperatureの略で、日本語では「湿球黒球温度」と訳されます。湿度・日射や輻射などの周辺環境・気温の3つの要素で評価され、人体が受ける熱ストレスを示す「暑さ指数」として利用されている値です。
FPLでは、温度計に熱中症危険度としてWBGT値に基づく基準を表示することで、熱リスクが一目でわかるようになっています。この温度計は、現在は一部の建物のみに導入されていますが、これから導入箇所を増やすことを検討しています!

熱中症危険度がすぐにわかります
この他、各職場には経口補水液と冷却パットを用意しています。万が一熱中症になってしまった時のために、応急処置に必要な物をそろえています。

もしもの時のために使用方法なども一緒に保管しています
以上、FPLの熱中症対策を紹介しました!
酷暑に負けず、この夏も元気に乗り切りましょう🌞