連日の暖かさの中、敷地内の桜が一気に開花しました。
A棟C棟間の桜
まだ満開とまではいきませんが、見頃に近づいています。
この週末を経て、来週にはお花見ができそうです。
陽に透けてきれい
先日、静岡県から来社いただいた方が、静岡県では桜はとっくに散って、緑が茂っていると仰っていました。
こちらはようやく咲き始めというのに…隣県なのに季節の進み方の違いには改めて驚かされました。
A棟出荷場前の一本はほぼ満開
桜は世界各地で自生していますが、日本だけでも600種類以上が分布しているそうです。
そのすべてのもとを辿ると、11種類がルーツとされており、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンザクラ、タカネザクラなど、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
桜越しのC棟
A棟とC棟の間はオオヤマザクラ並木となっています。
エゾヤマザクラ、ベニヤマザクラとも呼ばれ、江戸時代以前から日本に自生する歴史ある桜です。
寒さに強いため、高地で育つことができる品種のようです。
長野の寒い冬も乗り越えます
花はもちろん、樹皮が美しいことも特徴です。
「角館の樺細工」は秋田県の伝統工芸品ですが、オオヤマザクラの樹皮を使うそうです。
お花見の際は、花だけでなく樹皮も鑑賞してみると良いかもしれませんね。